日本の気候や風土に適している木の家

日本の気候や風土に適している木の家

住宅を建てるにあたり、様々な材料や作り方がありますが、その中でも木の家は、日本の気候や風土に非常に適していると言えるでしょう。
日本は昔から森林国であり、気を使いながら暮らしてきた人間です。
しかし近年ではリーズナブルな外国産の木材の輸入が増加傾向にあり、世界で3番目の木材輸入大国にもなっています。
決してリーズナブルな外国産の木材が悪いのでは無いですが、無垢材を使うことにはやはり理由があります。
日本の木は切り倒されて住宅になった後でも生き続けていて、しっかりと呼吸をしています。
風土に慣れ親しみながら育つたため、非常に安定し長持ちするのも1つのメリットです。
外国で生まれた時は日本の風土にはなかなか合わず、割れてしまったり反り返るなど、狂いが発生しやすくなります。
このようなことから、木の家を建てるのであれば、気候や風土に適した材料の選定も非常に重要です。
それぞれの機能特性を知った上で、好みに合った素材を適材適所に使うことにより、家づくりも楽しむことができるでしょう。

木の家を長持ちさせたいときにとるべき方法

温かみのある木の家は、憧れの的です。
せっかく手に入れたのであれば、長持ちする良い家にしたいものでしょう。
木の家はメンテナンス次第では80年はもつ、と言われています。
そのために欠かすことの出来ない条件を、しっかり学ぶことが大切です。
まず、「小まめな掃除」は欠かせません。
特に木材が傷みやすい水回りや雨どいは、じめじめ感がなくなるまで掃除をする必要があります。
ゴミを無くしカビを取ることを忘れないよう心がけることが、成功の秘訣です。
木の家を建てた場合、専門業者による「定期的なメンテナンスを行うこと」が大切となります。
特に家回りや床下、2階部分と屋根回りは素人では確認できません。
業者による修繕が必要な場合は、見積もりを出してもらいましょう。
外壁塗装や内装といった部分は、定期的なメンテナンスや点検をリフォーム業者などに申し込む必要があります。
「10年に1度の修繕」を木の家に行うことで、ぐんと長持ちするものです。